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  1. 山形市議会 2018-12-18
    平成30年12月定例会(第4号12月18日)


    取得元: 山形市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-17
    平成30年12月定例会(第4号12月18日)   平成30年12月18日(火曜日) 〇出席議員(33名)     1 番   橋 昭 弘         2 番  高 橋 公 夫     3 番  仁 藤   俊         4 番  松 田 孝 男     5 番  阿 曽   隆         6 番  佐 藤 秀 明     7 番  伊 藤 美代子         8 番  渋 江 朋 博     9 番  浅 野 弥 史        10 番  田 中 英 子    11 番  伊 藤 香 織        12 番  中 野 信 吾    13 番  武 田 新 世        14 番  佐 藤 亜希子    15 番  川 口 充 律        16 番  斉 藤 栄 治    17 番  武 田   聡        18 番  小 野   仁    19 番  菊 地 健太郎        20 番  遠 藤 和 典    21 番  丸 子 善 弘        22 番  長谷川 幸 司    23 番  折 原 政 信        24 番  今 野 誠 一    25 番  石 澤 秀 夫        26 番  加 藤   孝    27 番  斎 藤 淳 一        28 番  須 貝 太 郎    29 番  斎 藤 武 弘        30 番  鈴 木 善太郎    31 番  尾 形 源 二        32 番  遠 藤 吉 久    33 番  渡 邊   元
     ―――――――――――――――――――― 〇説明のため出席した者  市長        佐 藤 孝 弘  副市長       齋 藤 順 治  総務部長      庄 司 新 一  財政部長      折 原 啓 司  企画調整部長    伊 藤 浩 之  市民生活部長    渡 部 正 美  環境部長      松 田 和 巳  福祉推進部次長(兼)生活福祉課長                               武 田 吉 浩  子育て推進部長   鈴 木 悦 子  商工観光部長    山 口 範 夫  農林部長      櫻 井   浩  まちづくり推進部長 渋 谷 誠 一  会計管理者     浅 田 秀 行  消防長       平 吹 正 人  上下水道事業管理者 長谷川 博 一  上下水道部長    板 垣 淳 史  病院事業管理者   平 川 秀 紀  済生館事務局長   羽 角 明 俊  教育長       荒 澤 賢 雄  教育部長      阿 部 謙 一  選挙管理委員長   細 谷 伸 夫  選管委事務局長   佐 藤 雅 俊  代表監査委員    玉 田 芳 和  監査委員事務局長  土 田 郁 子  農業委員会会長    橋 権太郎  農業委事務局長   佐 藤 浩 治  ――――――――――――――――――――事務局職員出席者  局長        金 澤 孝 弘  総務課長      中 村 広 志  議事課長      岡 ア 健 巳  議事係長      平 吹 史 成  調査係長      佐 藤   真  主幹        土 田 聡 子  主任        羽 角 ひとみ  ―――――――――――――――――――― 〇議事日程第4号   平成30年12月18日(火)午後2時開議  第1 諸報告  第2 請願の撤回について  第3 議第146号 平成30年度山形市一般会計補正予算  第4 議第147号 平成30年度山形市国民健康保険事業会計補正予算  第5 議第148号 平成30年度山形市後期高齢者医療事業会計補正予算  第6 議第149号 平成30年度山形市介護保険事業会計補正予算  第7 議第150号 平成30年度山形市公設地方卸売市場事業会計補正予算  第8 議第151号 山形市特別職の職員の給与に関する条例及び山形市教育委員会教            育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一            部改正について  第9 議第152号 山形市一般職の職員の給与に関する条例及び山形市一般職の任期            付職員の採用等に関する条例の一部改正について  第10 議第153号 山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について  第11 議会案第4号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求             める意見書の提出について  第12 議会案第5号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意             見書の提出について  第13 議会案第6号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求め             る意見書の提出について  第14 議第 98号 山形市動物の愛護及び管理に関する条例の設定について  第15 議第 71号 平成30年度山形市一般会計補正予算  第16 議第 72号 平成30年度山形市国民健康保険事業会計補正予算  第17 議第 73号 平成30年度山形市後期高齢者医療事業会計補正予算  第18 議第 74号 平成30年度山形市介護保険事業会計補正予算  第19 議第 75号 平成30年度山形市区画整理事業会計補正予算  第20 議第 76号 平成30年度山形市駐車場事業会計補正予算  第21 議第 77号 平成30年度山形市公設地方卸売市場事業会計補正予算  第22 議第 78号 平成30年度山形市農業集落排水事業会計補正予算  第23 議第 79号 土地の取得について(市南部への児童遊戯施設整備事業用地)  第24 議第 80号 指定管理者の指定について(山寺芭蕉記念館)  第25 議第 81号 指定管理者の指定について(最上義光歴史館)  第26 議第 82号 指定管理者の指定について(総合福祉センター)  第27 議第 83号 指定管理者の指定について(漆山デイサービスセンター)  第28 議第 84号 指定管理者の指定について(漆山やすらぎ荘)  第29 議第 85号 指定管理者の指定について(大曽根さわやか荘)  第30 議第 86号 指定管理者の指定について(黒沢いこい荘)  第31 議第 87号 指定管理者の指定について(斎場及び霊柩車)  第32 議第 88号 指定管理者の指定について(山形国際交流プラザ)  第33 議第 89号 指定管理者の指定について(産業歴史資料館)  第34 議第 90号 指定管理者の指定について(山形テルサ)  第35 議第 91号 指定管理者の指定について(観光案内センター)  第36 議第 92号 指定管理者の指定について(農業研修センター)  第37 議第 93号 指定管理者の指定について(総合スポーツセンターほか13の             体育施設)  第38 議第 94号 指定管理者の指定について(蔵王体育館及び蔵王ジャンプ台)  第39 議第 95号 山形市外部監査契約に基づく監査に関する条例の設定について  第40 議第 96号 山形市保健所条例の設定について  第41 議第 97号 山形市食肉衛生検査所条例の設定について  第42 議第 99号 山形市医療法施行条例の設定について  第43 議第100号 山形市食品衛生法施行条例の設定について  第44 議第101号 山形市興行場法施行条例の設定について  第45 議第102号 山形市旅館業法施行条例の設定について  第46 議第103号 山形市公衆浴場法施行条例の設定について  第47 議第104号 山形市理容師法施行条例の設定について  第48 議第105号 山形市美容師法施行条例の設定について  第49 議第106号 山形市クリーニング業法施行条例の設定について  第50 議第107号 山形市化製場等に関する法律施行条例の設定について  第51 議第108号 山形市保健衛生関係手数料条例の設定について  第52 議第109号 山形市小規模水道条例の設定について  第53 議第110号 山形市感染症診査協議会条例の設定について  第54 議第111号 山形市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の設定について  第55 議第112号 山形市社会福祉審議会条例の設定について  第56 議第113号 山形市民生委員定数条例の設定について  第57 議第114号 山形市保護施設等の設備及び運営に関する基準を定める条例の             設定について  第58 議第115号 山形市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関す             る基準等を定める条例の設定について  第59 議第116号 山形市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並             びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な             支援の方法に関する基準等を定める条例の設定について  第60 議第117号 山形市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基             準等を定める条例の設定について  第61 議第118号 山形市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営に関             する基準を定める条例の設定について  第62 議第119号 山形市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する
                基準を定める条例の設定について  第63 議第120号 山形市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基             準を定める条例の設定について  第64 議第121号 山形市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条             例の設定について  第65 議第122号 山形市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条             例の設定について  第66 議第123号 山形市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定め             る条例の設定について  第67 議第124号 山形市障がい福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の設定について  第68 議第125号 山形市指定障がい福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営             に関する基準等を定める条例の設定について  第69 議第126号 山形市障がい者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める             条例の設定について  第70 議第127号 山形市指定障がい者支援施設の人員、設備及び運営に関する基             準等を定める条例の設定について  第71 議第128号 山形市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準を定             める条例の設定について  第72 議第129号 山形市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の             設定について  第73 議第130号 山形市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例             の設定について  第74 議第131号 山形市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び             運営に関する基準を定める条例の設定について  第75 議第132号 山形市屋外広告物条例の設定について  第76 議第133号 山形市保健センター条例の廃止について  第77 議第134号 山形市景観条例の全部改正について  第78 議第135号 山形市部設置条例の一部改正について  第79 議第136号 山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について  第80 議第137号 山形市特別職の職員の旅費並びに費用弁償に関する条例の一部             改正について  第81 議第138号 山形市特別会計条例の一部改正について  第82 議第139号 山形市手数料条例の一部改正について  第83 議第140号 山形市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を             定める条例の一部改正について  第84 議第141号 山形市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に             関する基準等を定める条例の一部改正について  第85 議第142号 山形市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及             び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について  第86 議第143号 山形市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準             等を定める条例の一部改正について  第87 議第144号 山形市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介             護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関             する基準等を定める条例の一部改正について  第88 議第145号 山形市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正に             ついて  第89 継続請願第3号(30) 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見                  書の採択を求めることについて  第90 請願第10号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求めるこ             とについて  第91 請願第7号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設について  第92 請願第8号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設について  第93 請願第11号 人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指すために、よ             りよい条例の制定を求めることについて  第94 継続請願第5号(30) 政府に対して「森友学園」、「加計学園」疑惑の速                  やかな真相究明と国民に対する説明責任を果たすよ                  う求める意見書の提出に関することについて  第95 請願第 9号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求             める意見書の提出について  ―――――――――――――――――――― 〇本日の会議に付した事件  日程第1 諸報告  日程第2 請願の撤回について  日程第3 議第146号 平成30年度山形市一般会計補正予算  日程第4 議第147号 平成30年度山形市国民健康保険事業会計補正予算  日程第5 議第148号 平成30年度山形市後期高齢者医療事業会計補正予算  日程第6 議第149号 平成30年度山形市介護保険事業会計補正予算  日程第7 議第150号 平成30年度山形市公設地方卸売市場事業会計補正予算  日程第8 議第151号 山形市特別職の職員の給与に関する条例及び山形市教育委員              会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件に関する              条例の一部改正について  日程第9 議第152号 山形市一般職の職員の給与に関する条例及び山形市一般職の              任期付職員の採用等に関する条例の一部改正について  日程第10 議第153号 山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正につい               て  日程第11 議会案第4号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国               に求める意見書の提出について  日程第12 議会案第5号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求め               る意見書の提出について  日程第13 議会案第6号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を               求める意見書の提出について  日程第14 議第 98号 山形市動物の愛護及び管理に関する条例の設定について  日程第15 議第 71号 平成30年度山形市一般会計補正予算  日程第16 議第 72号 平成30年度山形市国民健康保険事業会計補正予算  日程第17 議第 73号 平成30年度山形市後期高齢者医療事業会計補正予算  日程第18 議第 74号 平成30年度山形市介護保険事業会計補正予算  日程第19 議第 75号 平成30年度山形市区画整理事業会計補正予算  日程第20 議第 76号 平成30年度山形市駐車場事業会計補正予算  日程第21 議第 77号 平成30年度山形市公設地方卸売市場事業会計補正予算  日程第22 議第 78号 平成30年度山形市農業集落排水事業会計補正予算  日程第23 議第 79号 土地の取得について(市南部への児童遊戯施設整備事業用               地)  日程第24 議第 80号 指定管理者の指定について(山寺芭蕉記念館)  日程第25 議第 81号 指定管理者の指定について(最上義光歴史館)  日程第26 議第 82号 指定管理者の指定について(総合福祉センター)  日程第27 議第 83号 指定管理者の指定について(漆山デイサービスセンター)  日程第28 議第 84号 指定管理者の指定について(漆山やすらぎ荘)  日程第29 議第 85号 指定管理者の指定について(大曽根さわやか荘)  日程第30 議第 86号 指定管理者の指定について(黒沢いこい荘
     日程第31 議第 87号 指定管理者の指定について(斎場及び霊柩車)  日程第32 議第 88号 指定管理者の指定について(山形国際交流プラザ)  日程第33 議第 89号 指定管理者の指定について(産業歴史資料館)  日程第34 議第 90号 指定管理者の指定について(山形テルサ)  日程第35 議第 91号 指定管理者の指定について(観光案内センター)  日程第36 議第 92号 指定管理者の指定について(農業研修センター)  日程第37 議第 93号 指定管理者の指定について(総合スポーツセンターほか1               3の体育施設)  日程第38 議第 94号 指定管理者の指定について(蔵王体育館及び蔵王ジャンプ               台)  日程第39 議第 95号 山形市外部監査契約に基づく監査に関する条例の設定につ               いて  日程第40 議第 96号 山形市保健所条例の設定について  日程第41 議第 97号 山形市食肉衛生検査所条例の設定について  日程第42 議第 99号 山形市医療法施行条例の設定について  日程第43 議第100号 山形市食品衛生法施行条例の設定について  日程第44 議第101号 山形市興行場法施行条例の設定について  日程第45 議第102号 山形市旅館業法施行条例の設定について  日程第46 議第103号 山形市公衆浴場法施行条例の設定について  日程第47 議第104号 山形市理容師法施行条例の設定について  日程第48 議第105号 山形市美容師法施行条例の設定について  日程第49 議第106号 山形市クリーニング業法施行条例の設定について  日程第50 議第107号 山形市化製場等に関する法律施行条例の設定について  日程第51 議第108号 山形市保健衛生関係手数料条例の設定について  日程第52 議第109号 山形市小規模水道条例の設定について  日程第53 議第110号 山形市感染症診査協議会条例の設定について  日程第54 議第111号 山形市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の設定につ               いて  日程第55 議第112号 山形市社会福祉審議会条例の設定について  日程第56 議第113号 山形市民生委員定数条例の設定について  日程第57 議第114号 山形市保護施設等の設備及び運営に関する基準を定める条               例の設定について  日程第58 議第115号 山形市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に               関する基準等を定める条例の設定について  日程第59 議第116号 山形市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運               営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための               効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の設定に               ついて  日程第60 議第117号 山形市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関す               る基準等を定める条例の設定について  日程第61 議第118号 山形市介護老人保健施設の人員、施設及び設備並びに運営               に関する基準を定める条例の設定について  日程第62 議第119号 山形市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関               する基準を定める条例の設定について  日程第63 議第120号 山形市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関す               る基準を定める条例の設定について  日程第64 議第121号 山形市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定め               る条例の設定について  日程第65 議第122号 山形市養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を定め               る条例の設定について  日程第66 議第123号 山形市特別養護老人ホームの設備及び運営に関する基準を               定める条例の設定について  日程第67 議第124号 山形市障がい福祉サービス事業の設備及び運営に関する基               準を定める条例の設定について  日程第68 議第125号 山形市指定障がい福祉サービスの事業等の人員、設備及び               運営に関する基準等を定める条例の設定について  日程第69 議第126号 山形市障がい者支援施設の設備及び運営に関する基準を定               める条例の設定について  日程第70 議第127号 山形市指定障がい者支援施設の人員、設備及び運営に関す               る基準等を定める条例の設定について  日程第71 議第128号 山形市地域活動支援センターの設備及び運営に関する基準               を定める条例の設定について  日程第72 議第129号 山形市福祉ホームの設備及び運営に関する基準を定める条               例の設定について  日程第73 議第130号 山形市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める               条例の設定について  日程第74 議第131号 山形市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備               及び運営に関する基準を定める条例の設定について  日程第75 議第132号 山形市屋外広告物条例の設定について  日程第76 議第133号 山形市保健センター条例の廃止について  日程第77 議第134号 山形市景観条例の全部改正について  日程第78 議第135号 山形市部設置条例の一部改正について  日程第79 議第136号 山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正につい               て  日程第80 議第137号 山形市特別職の職員の旅費並びに費用弁償に関する条例の               一部改正について  日程第81 議第138号 山形市特別会計条例の一部改正について  日程第82 議第139号 山形市手数料条例の一部改正について  日程第83 議第140号 山形市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基               準を定める条例の一部改正について  日程第84 議第141号 山形市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運               営に関する基準等を定める条例の一部改正について  日程第85 議第142号 山形市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設               備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について  日程第86 議第143号 山形市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する               基準等を定める条例の一部改正について  日程第87 議第144号 山形市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指               定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の               方法に関する基準等を定める条例の一部改正について  日程第88 議第145号 山形市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改               正について  日程第89 継続請願第3号(30) 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求め                    る意見書の採択を求めることについて  日程第90 請願第10号 国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求め               ることについて  日程第91 請願第 7号 看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設について  日程第92 請願第 8号 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設に               ついて  日程第93 請願第11号 人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指すために、               よりよい条例の制定を求めることについて
     日程第94 継続請願第5号(30) 政府に対して「森友学園」、「加計学園」疑惑                    の速やかな真相究明と国民に対する説明責任を                    果たすよう求める意見書の提出に関することに                    ついて  日程第95 請願第 9号 ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国               に求める意見書の提出について  日程追加 議会案第 7号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提               出について  ―――――――――――――――――――― ◎午後2時00分 開 議 ○議長(渡邊元) これより、本日の会議を開きます。  出席議員は、定足数に達しております。  それでは、議事に入ります。  本日の議事は、日程第4号をもって進めます。  ―――――――――――――――――――― ◎諸  報  告 ○議長(渡邊元) 日程第1 諸報告を行います。  初めに、平成29年12月16日から平成30年12月18日までに行われた議員派遣については、お手元に配付しております文書のとおりであり、それぞれ議長宛て報告書が提出されております。  以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎請願の撤回について ○議長(渡邊元) 日程第2 請願の撤回についてを議題といたします。  お手元に配付しております文書のとおり、継続請願第6号水道民営化を推し進める水道法改正案の成立に反対する意見書採択については、提出者から撤回の申し出があります。  お諮りします。この申し出を承認することに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。  したがって、継続請願第6号の撤回については、提出者の申し出のとおり承認されました。  ―――――――――――――――――――― ◎議第146号外7件 ○議長(渡邊元) 日程第3 議第146号平成30年度山形市一般会計補正予算から日程第10 議第153号山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正についてまでの議案8件を一括して上程します。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎提案理由の説明 ○議長(渡邊元) この場合、提案者の説明を求めます。佐藤市長。 〔佐藤孝弘市長 登壇〕 ○市長(佐藤孝弘) 提出議案の説明に先立ちまして、一言おわびを申し上げます。  議員の皆様には、既に概要を御報告申し上げておりますが、このたび、本市のホームページ上におきまして、ふるさと納税による御寄附をいただいた方々の個人情報の一部を掲載してしまうという誤りがございました。この事案につきまして関係者の皆様、並びに市民の皆様に深くおわびを申し上げます。  なお、この事案への対応といたしまして、関係職員の処分を行うとともに、ホームページの更新手続の見直しなどの再発防止策を講じたところでございますが、こうした取り組みを徹底し、信頼回復に全力を傾けてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。  それでは、ただいま上程されました議案につきまして、御説明申し上げます。  初めに、補正予算について申し上げます。  議第146号から議第150号までの一般会計及び各特別会計の補正予算5件は、次に御説明します議第151号及び議第152号の議案と関連しますが、人事院勧告及び県人事委員会勧告を考慮した給与改定に伴う人件費について、所要の予算措置を講ずるものです。補正に必要な財源につきましては、財政調整基金から繰り入れるものであり、全会計での補正総額は5,258万9,000円となったものです。  続きまして、条例関係について申し上げます。  議第151号及び議第152号の議案は、人事院勧告及び県人事委員会勧告を考慮し、特別職の職員の期末手当、一般職の職員の給料月額等を改定しようとするものです。  議第153号の議案は、私の給料月額について、1月及び2月の2カ月分、副市長の給料月額については1月の1カ月分、それぞれ10%を減額しようとするものです。  この減額につきましては、このたび、本市のホームページに個人情報を誤って掲載してしまったことにつきまして、その責任を明確にしようとするものです。  以上が提出議案の大要でありますが、細部につきましては、常任委員会等において関係部課長が十分に説明いたしますので、よろしく御審議の上、御決議くださいますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊元) 以上で提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質 疑 ○議長(渡邊元) これより質疑に入ります。  上程議案に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(議案付託) ○議長(渡邊元) 22番 長谷川幸司議員。 ○22番(長谷川幸司) この際、動議を提出します。  ただいま上程されました議案のうち、議第146号から議第150号までの議案5件については、既に設置されております予算委員会に付託の上、審議されるよう、動議を提出します。 ○議長(渡邊元) ただいま、長谷川幸司議員から提出されました動議を議題とすることに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。  したがって、予算委員会への議案付託の動議を議題とします。  お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。  ―――――――――――――――――――― ◎委 員 会 付 託 ○議長(渡邊元) したがって、議第146号から議第150号までの議案5件については、予算委員会に付託、議第151号から議第153号までの議案3件については、配付しております付託案件表のとおり、総務委員会に付託します。  この際、御了承願います。会議の半ばにおいて、会議規則第9条第1項に定める会議時間、午後5時を経過することが予想されますので、その際は時間を延長して続行することにします。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(渡邊元) この際、予算委員会及び総務委員会を開くため休憩します。     午後2時08分 休 憩   ―――――――――――――――     午後4時50分 再 開 ○議長(渡邊元) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ―――――――――――――――――――― ◎議会案第4号外2件 ○議長(渡邊元) 日程第11 議会案第4号ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書の提出についてから日程第13 議会案第6号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出についてまでの議会案3件を一括して上程します。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第4号)      ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書の提出について  山形市議会は、次のとおり、ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書を提出する。
      平成30年12月18日提出                     提出委員会  総務委員会        ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書  タクシー事業は、地域生活に欠かせない安全・安心で快適・便利なドア・ツー・ドアの個別輸送機関であり、急速に少子高齢化が進展する中、地域住民や交通弱者のための移動手段として大きな役割を果たしている。加えて、スマートフォンによる配車サービスの普及促進、ユニバーサルデザインタクシーや観光タクシーの充実、地元自治体等の要望を踏まえた乗り合いタクシーの展開を行うなど、多様化する利用者ニーズに対応した新たな取り組みを的確に実施している。  こうした中、規制改革の推進やシェアリングエコノミーの成長を促すという名目で、インターネットを利用した「ライドシェア」の容認を求める動きが活発化している。  しかし、「ライドシェア」は、事業主体が運転者の仲介のみを行う業務形態であり、事業主体が運行管理や車両整備等について責任を負わず、自家用車の運転者のみが運送責任を負う形態を前提としているため、安全の確保や利用者の保護等の観点から大きな問題が生じることが懸念されている。こうした行為が無秩序に容認されることとなれば、道路運送法、道路交通法、労働基準法等の様々な法令を遵守し、安全確保のためのコストを掛け、国民に安全・安心な輸送サービスを提供するタクシー事業の根幹を揺るがすとともに、路線バスや鉄道も含めた公共交通に大きな混乱をもたらすおそれがある。  よって、下記について適切な措置を講じられるよう強く要望する。                     記 1 「ライドシェア」は、利用者の安全・安心に極めて大きな懸念のある業態であり、その容認を行わないこと。 2 地域において大きな役割を担っているタクシーはもとより、バスや鉄道を含めた地域公共交通維持・発展に向けた総合的な諸施策を講ずること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  衆議院議長          ┐  参議院議長          │  内閣総理大臣         │あて  国土交通大臣         │  内閣府特命担当大臣(規制改革)┘                               山 形 市 議 会   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第5号)      看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出について  山形市議会は、次のとおり、看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書を提出する。   平成30年12月18日提出             提出議員 渋 江 朋 博  同 阿 曽   隆               同  佐 藤 秀 明  同 斉 藤 栄 治               同  石 澤 秀 夫        看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書  高齢化社会が現実となる中で、社会保障・税一体改革における推計において、看護職員の必要数は2025年に約200万人とされている。しかし、医療・看護の現場では、引き続き厳しい労働環境と低賃金のもと、看護師の定着が進まず、慢性的な人員不足が続いており、患者・利用者に対する良質なサービス提供に影響を及ぼしかねない事態になっている。  看護師の賃金水準が全産業平均より低い原因のひとつには、同じ国家資格でありながら地域間格差が指摘できる。本来、看護師の労働に関して公定価格である診療報酬で公正に評価されるべきであるが、地域間格差が大きすぎるため看護師の賃金水準が引き上がらず、看護師の地域偏在や離職者増を引き起こしている。医療施設等の安全・安心な職員体制や医療・看護現場で働く労働者の処遇の改善は国の責任で行われるべきである。  今後、在宅医療・介護の需要増加が見込まれる中、看護師の賃金底上げなど処遇の改善、人材確保と体制強化の実現が必要と考え、下記事項について強く要望する。                     記 1 看護師賃金水準の底上げを図り、安全・安心で良質な医療・看護サービスを提供し続けるために、全国を適用対象とした看護師の最低賃金特定最低賃金)を新設すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  衆議院議長 ┐  参議院議長 │  内閣総理大臣│あて  財務大臣  │  厚生労働大臣┘                               山 形 市 議 会   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第6号) 介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出について  山形市議会は、次のとおり、介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書を提出する。   平成30年12月18日提出             提出議員 渋 江 朋 博  同 阿 曽   隆               同  佐 藤 秀 明  同 斉 藤 栄 治               同  石 澤 秀 夫        介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書  高齢化が進む中、介護従事者人材確保・離職防止対策は喫緊の課題となっている。長時間労働や仮眠室の設置等の職場環境の改善が急がれ、さらに介護従事者の賃金は、医療従事者と比べて低く平均賃金に差がある。「低賃金・過重労働」の実態は依然として改善されておらず、人員不足を深刻化させ、利用者の安全や良質な介護サービスの提供に影響を及ぼしかねない事態になっている。  本来、介護施設等の安全・安心な職員体制や介護現場で働く労働者の処遇の改善は、国の責任で行われるべきである。しかし、現実には、職員確保や体制の充実は事業所の努力に委ねられ、処遇改善も利用者・国民の負担に依拠している。さらには介護報酬の引き下げによって処遇改善や体制確保を不安定にしている。  今後、在宅医療・介護の需要増加が見込まれる中、介護従事者の賃金底上げを初めとする処遇の改善、人材確保と体制強化の実現が必要と考え、下記事項について強く要望する。                     記 1 介護従事者賃金水準の底上げを図り、安全・安心で良質な介護サービスを提供し続けるために、全国を適用対象とした介護従事者最低賃金特定最低賃金)を新設すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  衆議院議長 ┐  参議院議長 │  内閣総理大臣│あて  財務大臣  │  厚生労働大臣┘                               山 形 市 議 会   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎提案理由の説明 ○議長(渡邊元) この場合、提案者の説明を求めます。  初めに、議会案第4号について、15番 川口充律議員。 〔15番 川口充律議員 登壇〕 ○15番(川口充律) ただいま上程されました、議会案第4号ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書の提出について、総務委員会を代表して、その提案理由を申し上げます。  タクシー事業は、地域生活に欠かせない安全・安心で快適・便利なドア・ツー・ドアの個別輸送機関であり、地域住民や交通弱者の移動手段として大きな役割を果たすとともに、多様化するニーズに対し、的確に取り組んでおります。規制改革の推進やシェアリングエコノミーの成長を促すという名目で、インターネットを利用したライドシェアの容認を求める動きが活発化しておりますが、ライドシェアは、運転者の仲介のみを行い、運行管理等への責任を負わず、自家用車の運転者のみが運送責任を負うものであるため、安全の確保や利用者の保護等の観点から大きな問題が生じることが懸念されます。無秩序な容認は、安全・安心な輸送サービスを提供するタクシー事業の根幹を揺るがし、公共交通へも混乱をもたらすおそれがあります。  よって、ライドシェアは、利用者の安全・安心に極めて大きな懸念のある業態であり、その容認を行わず、地域において大きな役割を担っているタクシーはもとより、バスや鉄道など地域公共交通維持・発展に向けた総合的な諸施策を講ずることを強く求めるため、お手元に配付しております文書のとおり、国に対し意見書を提出しようとするものであります。以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊元) 次に、議会案第5号及び議会案第6号について、8番 渋江朋博議員。 〔8番 渋江朋博議員 登壇〕 ○8番(渋江朋博) ただいま上程されました、議会案第5号看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出について及び議会案第6号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出について、提出議員を代表して、提案理由を申し上げます。  初めに、議会案第5号について申し上げます。  高齢化社会が現実となる中で、社会保障・税一体改革における推計では、看護職員の必要数は2025年に約200万人とされています。しかし、医療・看護の現場では、引き続き厳しい労働環境と低賃金のもと、看護師の定着が進まず、慢性的な人手不足が続いており、患者・利用者に対する良質なサービス提供に影響を及ぼしかねない事態になっています。  看護師の賃金水準が全産業平均より低い原因の一つには、同じ国家資格でありながら賃金水準の地域間格差があることが指摘できます。本来、看護師の労働に関しては、公定価格である診療報酬で公正に評価されるべきですが、看護師の賃金水準の地域間格差が大きすぎるため、看護師の地域偏在や離職者増を引き起こしています。医療施設等の安全・安心な職員体制や医療・看護現場で働く労働者の処遇の改善は国の責任で行われるべきです。  よって、今後、在宅医療・介護の需要増加が見込まれる中、看護師の賃金底上げなど処遇の改善、人材確保と体制強化の実現が必要と考え、全国を適用対象とした看護師の特定最低賃金の新設について、お手元に配付しております文書のとおり、国に対し、意見書を提出しようとするものです。  次に、議会案第6号について申し上げます。  高齢化が進む中、介護従事者人材確保・離職防止対策は喫緊の課題となっています。長時間労働や仮眠室の設置等の職場環境の改善が急がれ、さらに介護従事者の賃金は、医療従事者と比べて低く平均賃金に差があります。低賃金・過重労働の実態は依然として改善されておらず、人員不足を深刻化させ、利用者の安全や良質な介護サービスの提供に影響を及ぼしかねない事態になっています。  本来、介護施設等の安全・安心な職員体制や介護現場で働く労働者の処遇の改善は、国の責任で行われるべきです。しかし、現実には、職員確保や体制の充実は事業所の努力に委ねられ、処遇改善も利用者・国民の負担に依拠しています。さらには介護報酬の引き下げによって処遇改善や体制確保を不安定にしています。  よって、今後、在宅医療・介護の需要増加が見込まれる中、介護従事者の賃金底上げを初めとする処遇の改善、人材確保と体制強化の実現が必要と考え、全国を適用対象とした介護従事者特定最低賃金の新設について、お手元に配付しております文書のとおり、国に対し意見書を提出しようとするものです。  以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊元) 以上で提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質 疑 ○議長(渡邊元) これより質疑に入ります。  上程された議会案に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(渡邊元) 22番 長谷川幸司議員。 ○22番(長谷川幸司) この際、動議を提出します。  ただいま上程されました議会案第5号及び議会案第6号の議会案2件ついては、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略して審議されるよう動議を提出します。 ○議長(渡邊元) ただいま長谷川幸司議員から提出されました動議を議題とすることに、御異議ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。  したがって、委員会付託省略の動議を議題とします。  お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。  したがって、議会案第5号及び議会案第6号の議会案2件については、委員会付託省略の動議が可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎討 論 ○議長(渡邊元) これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採 決 ○議長(渡邊元) これより採決します。  初めに、日程第12 議会案第5号看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出についてを起立により採決します。  お諮りします。ただいまの議会案第5号を原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(渡邊元) 御着席願います。  起立多数であります。したがって、日程第12 議会案第5号については、原案のとおり可決されました。 ○議長(渡邊元) 次に、日程第13 議会案第6号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設を求める意見書の提出についてを起立により採決します。  お諮りします。ただいまの議会案第6号を原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(渡邊元) 御着席願います。  起立多数であります。したがって、日程第13 議会案第6号については、原案のとおり可決されました。  次に、日程第11 議会案第4号ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書の提出についてを採決します。  お諮りします。ただいまの議会案第4号を原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。  したがって、日程第11 議会案第4号については、原案のとおり可決することに決定しました。  ―――――――――――――――――――― ◎議第146号外82件及び請願7件 ○議長(渡邊元) 日程第3 議第146号から日程第10 議第153号まで及び日程第14 議第98号から日程第88 議第145号までの議案83件並びに日程第89 継続請願第3号から日程第95 請願第9号までの請願7件を一括して議題とします。  ―――――――――――――――――――― ◎委 員 長 報 告 ○議長(渡邊元) この場合、各委員会における審査の経過と結果について、委員長の報告を求めます。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎総 務 委 員 長 報 告 ○議長(渡邊元) 総務委員長 13番 武田新世議員。 〔総務委員長 13番 武田新世議員 登壇〕 ○13番(武田新世) 総務委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  初めに、議第80号山寺芭蕉記念館に係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。  まず、委員から、指定管理者として、5年間つつがなく管理運営すればよいというだけではなく、所期の目的を達成しているかどうか、施設で働く人の処遇なども含め、市民から理解されるような運営内容か、改めて確認しているのか、との質疑があり、当局から、民間活力を生かし、市民サービスの向上につなげることが、指定管理者制度の趣旨である。外部委員も含めて、評価を実施し、事業展開や利用者数の推移、経営の工夫などを次回に生かしており、一定の効果があると認識している、との答弁がありました。  次に、委員から、利用者からの苦情への対応も審査ポイントとなっているが、どのように対応しているのか、との質疑があり、当局から、利用者からの意見等は、施設で集約され毎月報告をもらっている。中長期的なものは課題と捉え、可能なものへは随時対応している、との答弁がありました。  大要以上の後、議第80号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第81号最上義光歴史館に係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。  まず、委員から、山形大学での最上義光の公開講座をボランティアの方も知らない場合がある。大学等との連携や事業の周知をどう考えているか、との質疑があり、当局から、大学等とのタイアップ事業は効果的なものであり、連携を密にし、周知の方法を工夫していく、との答弁がありました。  次に、委員から、入館料が無料だと興味がそそられず、価値がないものと思われるのではないか。また、霞城公園等の施設と連携し、山形をつくった最上義光を盛り上げる取り組みを積極的に行うべきではないか、との質疑があり、当局から、入館料の無料化は、街なか観光の効果を上げるため、最上義光歴史館単独ではなく霞城公園内の郷土館も無料化し、歴史ゾーンとして山形に来た方から周辺をめぐってもらうためであった。なお、他施設との連携などは、所管課との今後の課題としていく、との答弁がありました。  大要以上の後、議第81号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第95号山形市外部監査契約に基づく監査に関する条例の設定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第135号山形市部設置条例の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、健康課が霞城セントラルに移るが、母子手帳の交付等の窓口を市役所に一部残すことは考えているのか、との質疑があり、当局から、現在の健康課の業務は、おおむね霞城セントラルに移して行われる、との答弁がありました。次に、委員から、生活衛生について、利用団体などが、今まで村山保健所で完結していたものが、中核市移行により不便になることへの懸念はないか、との質疑があり、当局から、担当課では、利用者団体等には移転を前提に相談し、抜かりのないように整えている。さまざまな課題が出てくることは認識しており、県とも、市・県双方に対応窓口設置などが必要だと話をしており、今後、検討していく、との答弁がありました。  大要以上の後、議第135号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第136号山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について及び議第137号山形市特別職の職員の旅費並びに費用弁償に関する条例の一部改正については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  続いて、請願について申し上げます。  初めに、請願第9号ライドシェアの導入に反対し、安全・安心なタクシーを国に求める意見書の提出については、委員から、単純な乗り合い型のライドシェアまでは否定しないが、白タクとして規制されるようなものまでの緩和は問題があるため、願意妥当である。経営者側と働く側、連名の請願であるため、願意妥当であるなどの発言がありました。  大要以上の後、請願第9号については、全員異議なく採択すべきものと決定しました。  次に、請願第10号国に対し消費税増税中止を求める意見書の提出を求めることについては、委員から、累進課税の原則から逆進性の強い増税には問題がある。緩やかに景気が回復していると言われているが、家計消費は相変わらず落ち込んでいる。内需が冷え込むこと、免税業者が排除されることなどにより、地方都市の小売り業者が軒並み消えてしまうのではないか。再度、延期・中止を求めたいため、願意妥当である。本来の目的が希薄であり、増税以上に還元を図る本末転倒な政策などが出ている。国民に向き合った十分な説明、理解が得られていない。さらに議論していくべきと考えるため、願意妥当である。軽減税率等さまざまな問題が山積している。財源は必要であり、社会保障費の削減等への点からも本来どうあるべきか、多岐にわたる課題があると考えるため、この請願については保留としたい。高齢化が進む中、国の予算も非常に厳しい状況であり、地方を支える力もだんだん弱まってきている。増税はやむを得ないと考えるため、不採択とすべきである。これだけ社会福祉が充実し、どこに財源を求めるかと言えば、相当問題があることは認識しているが、今のところ消費税増税しかないと考える。不採択とすべきであるなどの発言がありました。  大要以上の後、請願第10号については、退席者がある中、採決したところ、可否同数のため、委員長裁決により、不採択とすべきものと決定しました。  次に、継続請願第5号政府に対して「森友学園」、「加計学園」疑惑の速やかな真相究明と国民に対する説明責任を果たすよう求める意見書の提出に関することについては、委員から、国の責任において行われるものであり、地方議会として改めて申し上げることではない。継続審査としたい。現在の国会を見ても、数の論理で通すような、審議が形骸化している状況があると考える。願意妥当である。今後、国会でどういう議論がなされるか経過を見たいため、継続審査としたい。世論調査において、多くの国民が真相究明すべきと考えている。国民と国会の中での議論が乖離している。山形市議会として、市民の意見を関係機関に届ける使命があり、意思表示すべきである。願意妥当である。国会審議が十分なされていないことや世論調査の結果については理解しているが、国会の場での追及・答弁などにより、国民へ説明・開示することが、国会の役割と考える。継続審査としたいなどの発言がありました。  大要以上の後、継続請願第5号については、継続審査とすべきものと決定しました。  次に、本日、追加上程されました議第151号から議第153号までの議案3件について申し上げます。  初めに、議第151号山形市特別職の職員の給与に関する条例及び山形市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正については、一委員から、山形市の議員報酬は同規模の他市と比べ、高額であり、これまでも引き下げを求めてきた。このたびの期末手当の引き上げについては反対したい、との発言があり、採決した結果、賛成多数で可決すべきものと決定しました。  次に、議第152号山形市一般職の職員の給与に関する条例及び山形市一般職の任期付職員の採用等に関する条例の一部改正については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  最後に、議第153号山形市特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  まず、委員から、市長・副市長の報酬減額については、その重さをどう捉えるべきか、との質疑があり、当局から、近年の先例により、その都度判断されるが、市長・副市長の減額は2カ月間と1カ月間の2対1となることが多い。10%減額は、職員の減給処分の場合の上限にならっている、との答弁がありました。  次に、委員から、ふるさと納税における個人情報流出の責任を明確にするためとのことだが、障がい者雇用率の水増しに対しては、どのように考えているのか、との質疑があり、当局から、制度・運用の改善とさまざまな障がい者雇用への取り組みを早急に実施し、法定雇用率を達成する中で、責任を果たしていきたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第153号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎厚 生 委 員 長 報 告 ○議長(渡邊元) 厚生委員長 10番 田中英子議員。 〔厚生委員長 10番 田中英子議員 登壇〕 ○10番(田中英子) 厚生委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。  初めに、議第79号市南部への児童遊戯施設整備事業用地に係る土地の取得について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、土地の取得と施設整備・運営事業を分けるのはなぜか、との質疑があり、当局から、本事業の用地は市街化調整区域にあり、民間事業者は取得できないため、収用事業として用地の取得から造成工事までを県住宅供給公社が立替施行し、その後、整備運営については、PFI事業者を募集する、との答弁がありました。  大要以上の後、議第79号については、全員異議なく同意すべきものと決定しました。  次に、議第82号総合福祉センターに係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、非公募としている理由は何か、との質疑があり、当局から、施設の管理運営だけではなく、さまざまな福祉サービスを提供できる体制が必要であり、また、市地域防災計画において、災害時にボランティアセンターを設置するとされており、民間事業者等は担えないと判断した、との答弁がありました。  大要以上の後、議第82号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第83号漆山デイサービスセンターに係る指定管理者の指定について及び議第84号漆山やすらぎ荘に係る指定管理者の指定について、議第85号大曽根さわやか荘に係る指定管理者の指定について、議第86号黒沢いこい荘に係る指定管理者の指定については、一括して審査を行いました。その主な質疑を申し上げます。  委員から、黒沢いこい荘が、非公募から公募となった理由は何か、との質疑があり、当局から、今までは介護予防事業と一体的に指定管理業務を行っていたが、このたび、介護予防事業全体を見直し、地区で事業展開をより強化していくため公募とした、との答弁がありました。  大要以上の後、議第83号及び議第84号、議第85号、議第86号について、一括して採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第87号斎場及び霊柩車に係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、指定管理候補となるやまがた斎苑管理グループはどのような事業者なのか、との質疑があり、当局から、片谷地に本社がある株式会社エヌイーエスコーポレーションと三重県に本部のあるイージス・グループ有限責任事業組合で構成されている。エヌイーエスコーポレーションは30年以上の事業実績があり、清掃業務を中心に市との契約実績がある。イージス・グループは全国41カ所の火葬施設の管理運営を行っている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第87号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第96号山形市保健所条例の設定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第97号山形市食肉衛生検査所条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、食肉衛生検査所の対象施設はどこか、との質疑があり、当局から、市内のと畜場で、山形県食肉公社が対象となる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第97号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第98号山形市動物の愛護及び管理に関する条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。
     委員から、動物愛護センターの設置以外で、県条例と異なる部分は何か、との質疑があり、当局から、県条例は主に犬猫の収容の手続等について定めたものであり、基本理念や飼い主の責務など、多くの部分が市独自の規定となる、との答弁がありました。  次に、委員から、野良猫へのエサやりや多頭飼育崩壊などにも対応しているのか、との質疑があり、当局から、動物愛護センターがかかわりながら、地域の実情を聞き、福祉部門と連携するなど、個別に対応を行っていく、との答弁がありました。  次に、委員から、福祉関連団体と情報共有を図る連絡会などを設ける考えはあるのか、との質疑があり、当局から、委員を固定するのではなく、個別事例に応じて関係団体から集まってもらうなど、柔軟に対応していきたい、との答弁がありました。  次に、委員から、動物愛護推進員制度について、条例には規定されていないが、実施しないのか、との質疑があり、当局から、実施する予定であるが、動物の愛護及び管理に関する法律に規定があるため、二重規定しないと整理したとの答弁がありました。  また、委員から、早急に進めるべきと考えるがどうか。また、制度の内容はどのように検討されるのか、との質疑があり、当局から、県と同様に、動物愛護推進協議会を組織し、内容を検討しながら、推進員を委嘱したいと考えている。できるだけ早く実施したい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第98号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第99号山形市医療法施行条例の設定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第100号山形市食品衛生法施行条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、条例で規定する食品衛生検査施設は、どのように業務を行っていくのか、との質疑があり、当局から、検査業務は、当面、県に委託するが、中核市移行後3年をめどに市の施設を設置し、現在村山保健所検査課で実施している検査業務を行う。衛生研究所の業務については、引き続き県への委託を考えている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第100号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第101号山形市興行場法施行条例の設定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第102号山形市旅館業法施行条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、民泊については、規定されていないのか、との質疑があり、当局から、民泊は関係法令が異なり、県の業務のため規定されてはいないが、旅館業の無許可営業に対しては、旅館業法に基づき市が立ち入りなどを行うこととなる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第102号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第103号山形市公衆浴場法施行条例の設定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第104号山形市理容師法施行条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、理容所以外の場所で業務を行うことができる場合の中には、在宅で介護を受けている方等の家で理容を行う場合も含まれているのか、との質疑があり、当局から、疾病等の理由で理容所に来れない方については、政令で定められている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第104号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第105号山形市美容師法施行条例の設定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第106号山形市クリーニング業法施行条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、市が営業許可を行うことを前提とした条例なのか、との質疑があり、当局から、市が営業許可をするのではなく、届出に基づき、市保健所がクリーニング所の構造や設備の検査を行うこととなる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第106号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第107号山形市化製場等に関する法律施行条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、条文にある死亡獣畜取扱場とは、どのような施設が該当するのか、との質疑があり、当局から、中野にある山形県家畜死体保冷保管施設の1カ所のみが該当する、との答弁がありました。  大要以上の後、議第107号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第108号山形市保健衛生関係手数料条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、県と同額の手数料としているが、どのような考えで定めているのか、との質疑があり、当局から、市職員の労務単価等を考慮して定めている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第108号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第109号山形市小規模水道条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、条例に該当するのはどこか、との質疑があり、当局から、高沢水道組合、上八森簡易水道組合、荻の窪簡易水道組合、株式会社蔵王中央簡易水道公社、はらっぱ里山保育園の5カ所である、との答弁がありました。  大要以上の後、議第109号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第110号山形市感染症診査協議会条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、協議会をどのように運用していくのか、との質疑があり、当局から、現在、県では、医師が6人、弁護士が1人、人権擁護委員が1人の合計8人を委嘱し、感染症の種類に応じて開催している。県と同じ委員に委嘱することを考えている。との答弁がありました。  大要以上の後、議第110号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第112号山形市社会福祉審議会条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、専門分科会の役割や権限は何か、との質疑があり、当局から、専門的知識・見識のある方から課題解決に向け、意見をもらう場であり、重要な事項等以外は、専門分科会の決議をもって社会福祉審議会の決議とすることができる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第112号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第113号山形市民生委員定数条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、民生委員の定数はどのように決めるのか、との質疑があり、当局から、民生委員の一斉改選時に行われる各地区の定数見直しの有無に関する調査に基づき、見直しが必要な場合は関係機関と協議の上、定数条例を改正することになる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第113号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第114号山形市保護施設等の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第115号山形市指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、地域ケア会議への協力の努力義務など、市独自の基準を設けた理由は何か、との質疑があり、当局から、独自基準として定めた事項は、高齢者保健福祉計画に基づき取り組みを進めていきたいと考えているものであり、事業所の理解を求める観点から規定している、との答弁がありました。  大要以上の後、議第115号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第116号山形市指定介護予防サービス等の事業の人員、設備及び運営並びに指定介護予防サービス等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、独自基準として地域との交流の義務化が定められているが、どのようなことを想定しているのか、との質疑があり、当局から、いきいき百歳体操の場所の提供などを想定しており、地域の方々の意見を聞きながら取り組んでほしいと考えている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第116号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第117号山形市指定介護老人福祉施設の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の設定についてから議第119号山形市指定介護療養型医療施設の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例の設定については、それぞれ当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第120号山形市介護医療院の人員、施設及び設備並びに運営に関する基準を定める条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、介護医療院とはどのような位置づけの施設なのか、との質疑があり、当局から、平成36年度に廃止される介護療養病床の受け皿として、介護と医療の両方が必要な方が入所する施設である、との答弁がありました。  大要以上の後、議第120号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第121号山形市軽費老人ホームの設備及び運営に関する基準を定める条例の設定についてから議第124号山形市障がい福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定については、それぞれ当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第125号山形市指定障がい福祉サービスの事業等の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、障がい者の権利擁護に関する研修の実施を義務化する規定があるのか、研修は実効的なものとなるのか、との質疑があり、当局から、市が事業所の実地指導を行うこととなるため、実施の有無や研修内容を把握し必要な指導を行い、実効性のある義務基準としたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第125号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第126号山形市障がい者支援施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定についてから議第130号山形市児童福祉施設の設備及び運営に関する基準を定める条例の設定については、それぞれ当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第131号山形市幼保連携型認定こども園の学級の編制、職員、設備及び運営に関する基準を定める条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、保育教諭等の配置や保育室の面積の基準が一時的に基準を満たさない場合、どのような対応をとるのか、との質疑があり、当局から、保育教諭等が辞職、育休・産休等で運営基準に対し不足する場合は、実際の保育教諭等の在籍人数に合わせて園児の受け入れ数を調整している。また、保育室の面積に合わせて受け入れ数を設定するため、面積が足りなくなることはない、との答弁がありました。  大要以上の後、議第131号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第133号山形市保健センター条例の廃止については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第138号山形市特別会計条例の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、母子父子寡婦福祉資金貸付事業会計の所管はどこになるのか、との質疑があり、当局から、来年度新設する仮称家庭支援課が所管することとなる、との答弁がありました。  また、委員から、所管課にはどのような人員を配置するのか、との質疑があり、当局から、来年度から母子福祉に専門的知識を持つ相談員を1名から2名に増員し、担当する正職員2名を配置予定である。研修についてもさまざまな機会を捉えて受講させていきたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第138号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第139号山形市手数料条例の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、県と同額とのことだが、全国一律の金額なのか、との質疑があり、当局から、全国一律とはなっていないようである、との答弁がありました。  大要以上の後、議第139号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第140号山形市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、経過措置期間を5年間延長するとのことだが、基準への適合に向け、新たな取り組みは考えているのか、との質疑があり、当局から、来年7月ごろまでに施設整備指針を見直すこととしており、施設整備の方策も含めて検討していきたい、との答弁がありました。  さらに、委員から、条例は利用する子供たちの環境を守ることが主眼ではないか。5年後、また延長とはならないようにしてほしいがどうか、との質疑があり、当局から、希望する児童がクラブに通えるよう需要に応えていくとともに、安心して利用できるよう、クラブ運営の質の向上も含めて検討していきたい、との答弁がありました。  次に、委員から、条例の基準を厳格に守るのは難しいため、ある程度幅を持たせた施設整備指針にすべきではないか、との質疑があり、当局から、条例の規定はおおむねの基準となっているため、指針の見直しの際にはおおむねの範囲の整理と整備手法の検討を行い、クラブが継続して運営できるようにしたいと考えている、との答弁がありました。  次に、委員から、クラブの整備を進めていけば、さらなる需要を喚起することになると思うが、放課後児童クラブ以外の対応は考えていないのか、との質疑があり、当局から、子供の居場所づくりのあり方については、学校、地域、家庭が一緒に考えていく必要があるため、教育委員会と連携して、ニーズ調査等を行った上で検討していきたいと考えている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第140号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第141号山形市指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について及び議第142号山形市指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議第143号山形市指定居宅介護支援等の事業の人員及び運営に関する基準等を定める条例の一部改正について、議第144号山形市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部改正については、一括して審査を行いました。その主な質疑を申し上げます。  委員から、地域ケア会議への協力が義務化されているが、会議の運営状況はどうか、との質疑があり、当局から、市主催の自立支援型地域ケア会議は年13回開催しており、地域包括支援センター単位の個別地域ケア会議は年4050回開催している、との答弁がありました。  大要以上の後、議第141号及び議第142号、議第143号、議第144号について、一括して採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  続いて、請願について申し上げます。  初めに、請願第7号看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設については、委員から、都市部と地方における看護師の地域偏在の一つの歯どめに成り得ると考えるため、願意妥当である、との発言や、従事者側だけではなく、使用者側も人材確保の面で賛成だと思う。願意妥当である、との発言、人材確保と最低賃金の関係性や病院側の経営への影響について調査研究したいため継続審査としたい、などの発言がありました。  大要以上の後、請願第7号については、初めに、継続審査とすべきかどうかを諮ったところ、賛成少数となり、採決した結果、賛成多数で採択すべきものと決定しました。  次に、請願第8号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設については、委員から、地方での人材確保が困難な現状であり願意妥当である、との発言や、介護従事者の労働環境改善と地域間格差の是正は必要と考えるため願意妥当である、との発言、人件費の増は、介護報酬の増を求めていくことが妥当と考えるため反対したい、との発言、従事者側と経営者側で一緒に議論していくべきと考えており反対したい、などの発言がありました。  大要以上の後、請願第8号について、採決した結果、賛成多数で採択すべきものと決定しました。  次に、請願第11号人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指すために、よりよい条例の制定を求めることについては、委員から、条例に必ずしも規定する必要があるのか調査したいため継続審査としたい、との発言や、関連議案を全員異議なく可決すべきものとしており、請願を採択した場合、矛盾が生じる。不採択とすべきである、などの発言がありました。ここで、請願と関連議案との関係を確認するため、休憩に入りました。  委員会再開後、委員から、請願と関連議案の関係について整理した。福祉関連団体との連絡会については、事例に応じて対応するとの答弁があったため、不採択としたい、との発言や、先ほど継続審査としたいと発言したが、関連議案との整合性を考えて不採択としたい、などの発言がありました。  大要以上の後、請願第11号については、全員異議なく不採択とすべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎産 業 文 教 委 員 長 報 告 ○議長(渡邊元) 産業文教委員長 7番 伊藤美代子議員。 〔産業文教委員長 7番 伊藤美代子議員 登壇〕 ○7番(伊藤美代子) 産業文教委員会における審査の経過と結果について、御報告を申し上げます。  初めに、議第88号山形国際交流プラザに係る指定管理者の指定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第89号産業歴史資料館に係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。委員から、産業歴史資料館は、現在も学校の社会科見学のコースに入っているのか、との質疑があり、当局から、コースに入っているが、受け入れ数はまだまだ少ない状況であり、コースに入れてもらえるように学校側に働きかけを行っている旨、指定管理者候補者である山形鋳物工業団地協同組合に話をしている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第89号の議案については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第90号山形テルサに係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。  まず、委員から、前回は非公募だったが、今回、公募を行った理由とは何か、との質疑があり、当局から、前回は運営に当たって特殊な専門性が要求される施設として、非公募で選定を行ったが、非公募の要件について見直しを行い、公募する場合においても選考過程において、指定管理者の適格性や能力が担保されると判断したため公募としたところである、との答弁がありました。  さらに、委員から、指定管理期間が10年間とされているのはなぜか、との質疑があり、当局から、山形市公の施設に係る指定管理者の指定の手続等に関する規則により指定管理期間は公募の場合は10年以内とされている。その上で、安定的な市民サービスの確保、質的向上を図るための効果的な施設運営、雇用の安定性などを総合的に勘案し、規則に示された指定管理期間内の10年としたところである、との答弁がありました。  大要以上の後、議第90号の議案については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第91号観光案内センターに係る指定管理者の指定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。
     次に、議第92号農業研修センターに係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、経営基盤に関する審査結果が28点となっている。20点台は非常にまれだと思うが、具体的にどういうことなのか、との質疑があり、当局から、指定管理者候補者である山形市農業振興公社には補助金が投入され、運営費の不足分を賄っている状況のためであるが、財務状況として問題はないと考えている、との答弁がありました。  大要以上の後、議第92号の議案については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第93号総合スポーツセンターほか13の体育施設に係る指定管理者の指定について、その主な質疑を申し上げます。  委員から、非公募の場合でもプレゼンテーションが行われているが、前回の内容と比較して判断を行っているのか、との質疑があり、当局から、審査に先立ち、現指定期間の実績に関する審査が別途行われている。現指定期間の実績と見直しを踏まえて総合的に審査している、との答弁がありました。  大要以上の後、議第93号の議案については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第94号蔵王体育館及び蔵王ジャンプ台に係る指定管理者の指定については、当局の説明を了承し、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  続いて、請願について申し上げます。  継続請願第3号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求めることについては、出入国管理法が改正され、外国人労働者の受け入れが拡大されれば、日本人労働者の賃金が抑制される可能性がある。外国人労働者の対応もさることながら、それを守るためには最低賃金の改善が重要である。また、国全体で、中小企業に対して支援を行っていく方向にあり、最低賃金の引き上げが中小企業の疲弊には結びつかないと考えており、願意妥当である、との発言、さまざまな中小企業支援策はあっても、実質的には、生産工場等に直接影響するようなものはない。また、最低賃金が上がったことにより経営が困難になってきているという話も聞いている。県内の最低賃金が上がってきている状況を加味しても、願意には賛同しかねるため、不採択としたい、との発言、県内の最低賃金は改善しており、全国的に見ても大分改善が見られている。また、中小企業支援対策については、さまざまな業種に対して補助制度があり、現在、活用されている最中であることから、効果を確認するためには、もう少し様子を見る必要があると考えており、継続審査としたい等の発言がありました。  大要以上の後、継続請願第3号については、初めに、継続審査とすべきかを諮ったところ、賛成少数となり、採決した結果、賛成少数で不採択とすべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎環 境 建 設 委 員 長 報 告 ○議長(渡邊元) 環境建設委員長 17番 武田聡議員。 〔環境建設委員長 17番 武田聡議員 登壇〕 ○17番(武田聡) 環境建設委員会における審査の経過と結果について、御報告いたします。  初めに、議第111号山形市浄化槽保守点検業者の登録に関する条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  まず、委員から、市内の浄化槽は、どのくらいあるのか、との質疑があり、当局から、平成30年3月時点で、単独浄化槽、合併浄化槽合わせて4,974件である、との答弁がありました。  次に、委員から、現在登録されている保守点検業者はどのくらいあるのか、との質疑があり、当局から、市内を営業区域としている業者は27者である、との答弁がありました。  また、委員から、浄化槽の管理などに関する規定はどうか、との質疑があり、当局から、浄化槽法において、清掃、保守点検、浄化槽で処理された水の水質検査が規定されており、これまでと同様に、清掃は市が許可した業者が行い、水質検査は県が指定した検査機関が行うことになる、との答弁がありました。  さらに、委員から、罰則を定めるようだが、違反者をどのように把握するのか、との質疑があり、当局から、立入検査や報告の徴収などにより把握していくこととなる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第111号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第132号山形市屋外広告物条例の設定について、その主な質疑を申し上げます。  まず、委員から、広告物等の表示や設置などにかかる手数料について、どのくらいの収入を見込んでいるのか、との質疑があり、当局から、更新が集中する年度においては、年間200万円程度を見込んでいる、との答弁がありました。  次に、委員から、特別規制地域と広告物特別活用区域は、具体的にどのような場所を想定しているのか、との質疑があり、当局から、特別規制地域については、規制の強さにより区分しており、第一種特別区域では景観を保つ必要がある文化財の周囲や都市公園等で一般広告物の設置が禁止される。広告物特別活用区域については、中心市街地を想定しており、現在検討しているグランドデザインに合わせ、中心市街地の活性化に資する区域の一部の規制緩和を考えている、との答弁がありました。  また、委員から、現在、市内には、県の条例に適合していない広告物は、どのくらいあるのか、との質疑があり、当局から、県が把握する市内の屋外広告物8,000件のうち650件ほどの違反があると聞いており、今後は市が指導していくこととなる、との答弁がありました。  大要以上の後、議第132号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第134号山形市景観条例の全部改正について、その主な質疑を申し上げます。  まず、委員から、このたびの改正により照明も届け出対象行為となるが、現在、景観などに支障があるようなものを把握しているのか、との質疑があり、当局から、現在、市内の照明において苦情を受けている状況にはないが、周辺への光の漏れなどにより景観を阻害することも想定されることから、届け出対象に追加したものである、との答弁がありました。  次に、伝統市街地景観について、維持するための施策は考えているのか、との質疑があり、当局から、古くからの街並みが残っている区域については、これから建てるものは周辺の景観に調和したものを建ててもらうよう協議していく。古くからあるものは、景観重要建造物、景観重要樹木等に指定しながら保全を図っていくこととなるが、今後、財政的な支援についても検討していきたい、との答弁がありました。  次に、委員から、景観審議会やまちなみデザインアドバイザーを、どのように利活用していくのか、との質疑があり、当局から、調査審議のため、行政、業界団体、有識者等15名で構成する景観審議会を今後設置していきたいと考えている。まちなみデザインアドバイザーについては、現在も、地域において、まちなみデザイン協定の内容を検討する際、大学教授等からのアドバイスをもらっており、今後も課題に応じた専門的なアドバイスをもらいながら、地域の自主的な景観まちづくり活動の充実を図っていく、との答弁がありました。  さらに、委員から、まちなみデザインアドバイザーについて、市外からの視点も必要と考えるがどうか、との質疑があり、当局から、そのような視点も大事にしながら人選について検討していきたい、との答弁がありました。  大要以上の後、議第134号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  最後に、議第145号山形市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例の一部改正について、その質疑を申し上げます。  委員から、県と市の許可の範囲はどのようになるのか、との質疑があり、当局から、市内に産業廃棄物処理施設を設置する場合は市の許可となり、市外に設置する場合は県の許可となる。また、市内を含む県内で収集運搬を行う場合は県の許可だが、市内で積みかえ保管を行う場合は、市と県の許可が必要である、との答弁がありました。  大要以上の後、議第145号については、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎予 算 委 員 長 報 告 ○議長(渡邊元) 予算委員長 19番 菊地健太郎議員。 〔予算委員長 19番 菊地健太郎議員 登壇〕 ○19番(菊地健太郎) 予算委員会における審査の経過と結果について、御報告申し上げます。本委員会に付託されました案件は、議第71号平成30年度山形市一般会計補正予算から議第78号平成30年度山形市農業集落排水事業会計補正予算までの議案8件及び本日追加付託されました議第146号平成30年度山形市一般会計補正予算から議第150号平成30年度山形市公設地方卸売市場事業会計補正予算までの議案5件です。  本委員会は、12月6日に開会し、当初付託されました案件8件について、当局から説明を受けた後、大綱質疑を行いました。  その主な質疑を申し上げます。  一つ、除排雪費用に係る予算編成のあり方について。  一つ、小中学校空調設備改修事業における作業手順及び工期集中による発注時の配慮について。  一つ、指定管理者による市民サービス等に対する市のチェック体制について、などであります。  これらの質疑に対し、当局から答弁があった後、案件を各分科会に分割付託しました。  委員会を12月14日に再開し、各分科会における審査の経過と結果について、各分科会委員長から報告を受けた後、議第71号から議第78号までの議案8件について、一括して採決した結果、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定しました。  続いて、本日追加付託されました議第146号から議第150号までの議案5件について申し上げます。  先ほど本会議休憩中に本委員会を開会し、当局から説明を受けた後、案件を各分科会に分割付託しました。  各分科会終了後に委員会を再開し、各分科会における審査の経過と結果について、各分科会委員長から報告を受けた後、初めに、議第161号について、退席者がいる中採決した結果、全員異議なく可決すべきものと決定しました。  次に、議第147号から議第150号までの議案4件について、一括して採決した結果、いずれも全員異議なく可決すべきものと決定しました。  以上で報告を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎発言の訂正 ○議長(渡邊元) 19番 菊地健太郎議員。 ○19番(菊地健太郎) ただいまの予算委員長報告の中で議第146号を161号と読み間違えてしまいましたので、御訂正をお願いいたします。 ○議長(渡邊元) 以上で、各委員長の報告は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質 疑 ○議長(渡邊元) これより質疑に入ります。  ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎討 論 ○議長(渡邊元) これより討論に入ります。討論の通告がありますので、これを許します。  14番 佐藤亜希子議員。 〔14番 佐藤亜希子議員 登壇〕 ○14番(佐藤亜希子) 継続請願第3号及び請願第10号に対し、採択を求め討論を行います。  消費税増税の中止と最低賃金の改善、これら2つは内需を温める、家計消費を温めるという点について共通した課題であると言えます。総務省の家計調査では、消費税を8%に増税した2014年以降、4年連続で実質消費が落ち込んでおり、この5年間で見ると実質賃金は年額16万円低下し、家計消費は22万円落ち込んでいます。これまでも消費税の逆進性から社会保障財源として消費税はそぐわないと主張してまいりましたが、格差という点から見るとこの5年間で富裕層300人の株式資産は9兆円から25兆円にふえた一方、金融資産を持たない世帯は400万世帯ふえました。国税庁の統計では、給与所得者4,869万人のうち、約25%の1,154万人が非正規雇用であり、その平均年間給与は172万円です。市民の暮らしの実感が厳しいのは当然です。  ところで、所得税は1億円程度を超えると負担率が下がります。法人税は安倍政権のもとで大企業向けの租税特別措置がふえ続け、実質負担率では中小企業が約19%、大企業が12%と逆転しています。研究開発減税、受取配当益金不算入制度、連結納税制度などは、専ら大企業を優遇する制度です。日本共産党はこれらの優遇制度の縮小だけで4兆円の財源を生み出せると試算しております。また、株式配当の総合課税や、高額の株式譲渡所得の課税見直しで、1.2兆円の財源を生み出せます。税負担がふえると企業が海外に移転するという議論もかつてありましたが、最近は下火のようです。経産省のアンケートでは企業の海外移転の理由として、11項目ある中で、現地の需要が見込まれることが、ほかの項目より飛び抜けて多い70%、コストの削減が次いで26%となっています。需要があるから海外へ行く、言いかえれば、内需が冷えているから日本から出ていくのであり、この点からも優遇税制よりも内需の拡大のほうが日本経済、そして地域経済を活性化する確かな道です。強いものにおもねり、消費税率を操作するしか財源を生み出せないなら政治の意味がありません。今必要なのは、大企業の目先の優遇ではなく、内需を温める道へかじを切ることであり、そのためには労働者の4人に1人が非正規雇用で、給与が年間172万円という、巨大な貧困層がつくり出されている今、最低賃金の改善と中小企業支援もまた政治の責務と考えます。これらのことは優遇税制や億単位の高額所得の恩恵が余りない、地方都市の山形からこそなお一層求めるべきものです。以上のことから、2つの請願の採択を求め、討論を終わります。 ○議長(渡邊元) 以上で討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採 決 ○議長(渡邊元) これより採決に入ります。  初めに、日程第89 継続請願第3号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求めることについてを採決します。  この採決は、会議規則第71条第1項の規定により、電子表決システムによる投票をもって行います。  議場の閉鎖を命じます。 〔議 場 閉 鎖〕 ○議長(渡邊元) ただいまの出席議員数は、議長を除き、32人です。  念のため申し上げます。  継続請願第3号の採択について、可とする議員は賛成のボタンを、否とする議員は反対のボタンを押して投票してください。  それでは投票を開始します。 〔各 議 員 投 票〕 ○議長(渡邊元) ボタンの押し忘れはありませんか。
    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 押し忘れはないものと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。 〔議 場 開 鎖〕 ○議長(渡邊元) 投票状況をディスプレーに表示します。 〔議場のディスプレーに投票状況を映す〕 ○議長(渡邊元) 投票の結果を、事務局長に報告させます。 ○事務局長(金澤孝弘) 投票の結果について、御報告いたします。   投 票 総 数  32票  これは、先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち、   賛     成  白 17票   反     対  青 15票  以上のとおりであります。 ○議長(渡邊元) ただいまの報告のとおり、賛成が多数であります。  したがって、日程第89 継続請願第3号については、願意妥当と認め、採択することと決定しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 継続請願第3号を可とする議員の氏名     1番   橋 昭 弘       2番  高 橋 公 夫     5番  阿 曽   隆       6番  佐 藤 秀 明     7番  伊 藤 美代子       8番  渋 江 朋 博     14番  佐 藤 亜希子       15番  川 口 充 律     16番  斉 藤 栄 治       17番  武 田   聡     18番  小 野   仁       24番  今 野 誠 一     25番  石 澤 秀 夫       26番  加 藤   孝     27番  斎 藤 淳 一       31番  尾 形 源 二     32番  遠 藤 吉 久 継続請願第3号を否とする議員の氏名     3番  仁 藤   俊       4番  松 田 孝 男     9番  浅 野 弥 史       10番  田 中 英 子     11番  伊 藤 香 織       12番  中 野 信 吾     13番  武 田 新 世       19番  菊 地 健太郎     20番  遠 藤 和 典       21番  丸 子 善 弘     22番  長谷川 幸 司       23番  折 原 政 信     28番  須 貝 太 郎       29番  斎 藤 武 弘     30番  鈴 木 善太郎   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(渡邊元) 次に、日程第90 請願第10号国に対し「消費税増税中止を求める意見書」の提出を求めることについてを採決します。  この採決は、会議規則第71条第1項の規定により、電子表決システムによる投票をもって行います。 〔退席者あり〕 ○議長(渡邊元) 議場の閉鎖を命じます。 〔議 場 閉 鎖〕 ○議長(渡邊元) ただいまの出席議員数は、議長を除き、28人です。  念のため申し上げます。  請願第10号の採択について、可とする議員は賛成のボタンを、否とする議員は反対のボタンを押して投票してください。  それでは投票を開始します。 〔各 議 員 投 票〕 ○議長(渡邊元) ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 押し忘れはないものと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。 〔議 場 開 鎖〕 〔退席者着席〕 ○議長(渡邊元) 投票状況をディスプレーに表示します。 〔議場のディスプレーに投票状況を映す〕 ○議長(渡邊元) 投票の結果を、事務局長に報告させます。 ○事務局長(金澤孝弘) 投票の結果について、御報告いたします。   投 票 総 数 28票  これは、先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち、   賛     成  白 13票   反     対  青 15票  以上のとおりであります。 ○議長(渡邊元) ただいまの報告のとおり、賛成が少数であります。  したがって、日程第90 請願第10号については、不採択とすることと決定しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 請願第10号を可とする議員の氏名     1番   橋 昭 弘       2番  高 橋 公 夫     5番  阿 曽   隆       6番  佐 藤 秀 明     7番  伊 藤 美代子       14番  佐 藤 亜希子     15番  川 口 充 律       16番  斉 藤 栄 治     24番  今 野 誠 一       25番  石 澤 秀 夫     26番  加 藤   孝       31番  尾 形 源 二     32番  遠 藤 吉 久 請願第10号を否とする議員の氏名     3番  仁 藤   俊       4番  松 田 孝 男     9番  浅 野 弥 史       10番  田 中 英 子     11番  伊 藤 香 織       12番  中 野 信 吾     13番  武 田 新 世       19番  菊 地 健太郎     20番  遠 藤 和 典       21番  丸 子 善 弘     22番  長谷川 幸 司       23番  折 原 政 信     28番  須 貝 太 郎       29番  斎 藤 武 弘     30番  鈴 木 善太郎   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○議長(渡邊元) 次に、日程第8 議第151号山形市特別職の職員の給与に関する条例及び山形市教育委員会教育長の給与、旅費、勤務時間その他の勤務条件に関する条例の一部改正についてを起立により採決します。  お諮りします。ただいまの議第151号を原案のとおり決定することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(渡邊元) 御着席願います。  起立多数であります。したがって、日程第8 議第151号については、原案のとおり可決されました。  次に、日程第91 請願第7号看護師の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設についてを起立により採決します。  お諮りします。ただいまの請願第7号を願意妥当と認め、採択することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(渡邊元) 御着席願います。  起立多数であります。したがって、日程第91 請願第7号については、願意妥当と認め、採択することと決定しました。  次に、日程第92 請願第8号介護従事者の全国を適用地域とした特定最低賃金の新設についてを起立により採決します。  お諮りします。ただいまの請願第8号を願意妥当と認め、採択することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(渡邊元) 御着席願います。  起立多数であります。したがって、日程第92 請願第8号については、願意妥当と認め、採択することと決定しました。  次に、日程第93 請願第11号人と動物との調和のとれた共生社会の実現を目指すために、よりよい条例の制定を求めることについてを起立により採決します。
     お諮りします。ただいまの請願第11号を願意妥当と認め、採択することに、賛成の方の起立を求めます。 〔賛成者起立〕 ○議長(渡邊元) 御着席願います。  起立少数であります。したがって、日程第93 請願第11号については、不採択とすることと決定いたしました。  次に、日程第14 議第98号山形市動物の愛護及び管理に関する条例の設定についてを採決します。 〔退席者あり〕 ○議長(渡邊元) お諮りします。ただいまの議第98号を原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。したがって、日程第14 議第98号については、原案のとおり可決されました。 〔退席者着席〕 ○議長(渡邊元) 次に、日程第3 議第146号平成30年度山形市一般会計補正予算を採決します。 〔退席者あり〕 ○議長(渡邊元) お諮りします。ただいまの議第146号を原案のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。したがって、日程第3 議第146号については、原案のとおり可決されました。 〔退席者着席〕 ○議長(渡邊元) 最後に、日程第4 議第147号から日程第7 議第150号まで、日程第9 議第152号、日程第10 議第153号及び日程第15 議第71号から日程第88 議第145号までの議案80件並びに日程第94 継続請願第5号及び日程第95 請願第9号の請願2件を一括して採決します。  お諮りします。ただいまの議案80件及び請願2件を各委員長報告のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。したがって、日程第4 議第147号から日程第7 議第150号まで、日程第9 議第152号及び日程第10 議第153号、並びに日程第15 議第71号から日程第88 議第145号までの議案80件については、いずれも原案のとおり可決及び同意、日程第94 継続請願第5号及び日程第95 請願第9号については、委員長報告のとおり決定しました。  継続請願第3号の採決の結果を受け、議事の都合上、暫時休憩します。     午後6時25分 休 憩   ―――――――――――――――     午後7時10分 再 開 ○議長(渡邊元) 休憩前に引き続き、会議を開きます。  ―――――――――――――――――――― ◎日程追加議会案第7号  この際、お諮りします。先ほど議決されました、継続請願第3号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求めることについての採択に伴い、お手元に配付しておりますとおり、議会案第7号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提出についてが提出されました。この議会案1件を日程に追加し、議題にしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。したがって、議会案第7号を日程に追加し、議題にすることと決定しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ○(議会案第7号)      最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提出について  山形市議会は、次のとおり、最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書を提出する。   平成30年12月18日提出             提出議員 伊 藤 美代子  同  橋 昭 弘               同  今 野 誠 一  同 斎 藤 淳 一        最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書  労働者の実質賃金は下落し、消費支出も減少し続けている。雇用の流動化が推し進められ、非正規雇用労働者が4割に達し、労働者の4人に1人がワーキング・プアに陥っている。低賃金で不安定な仕事にしか就けず、自立できない人が増え、少子高齢化がますます進行し、さらに親の貧困が子どもたちの成長・発達を阻害する貧困の連鎖も大きな社会問題となっている。また、広がった最低賃金の地域間格差が、労働力の流出を招き、地方の高齢化と地域経済を疲弊させる要因となっている。  地域経済を再生させる上で、最低賃金の大幅な引き上げと地域間格差の是正が必要である。あわせて、中小企業への助成や融資、仕事起こしや単価改善につながる施策を拡充すると同時に、最低賃金を改善することは、景気刺激策として有効である。さらに公正取引の確立の点からも、企業間取引の力関係の中で単価削減・賃下げが押しつけられず、適正利潤を含んだ単価を実現させることが大切である。  以上のことから、下記事項の実現を図るよう強く要望する。                     記 1 ワーキング・プアをなくすため、最低賃金の大幅引き上げを行うこと。 2 全国一律最低賃金制度の確立等、地域間格差を縮小させるための施策を進めること。 3 中小企業への支援策の拡充と普及を図り、安定した経営を可能とする対策を行うこと。 4 雇用の創出と安定に資する政策を実施すること。  以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。  衆議院議長 ┐  参議院議長 │  内閣総理大臣│あて  厚生労働大臣│  経済産業大臣┘                               山 形 市 議 会   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ◎提案理由の説明 ○議長(渡邊元) この場合、提案者の説明を求めます。1番 橋昭弘議員。 〔1番 橋昭弘議員 登壇〕 ○1番(橋昭弘) ただいま上程されました、議会案第7号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提出について、提出議員を代表して提案理由を申し上げます。  労働者の実質賃金は下落し、消費支出も減少し続けています。雇用の流動化が推し進められ、非正規雇用労働者が4割に達し、労働者の4人に1人がワーキング・プアに陥っています。低賃金で不安定な仕事にしかつけず、自立できない人がふえ、少子高齢化がますます進行し、さらに親の貧困が子供たちの成長を、発達を阻害する貧困の連鎖も大きな社会問題となっています。また、広がった最低賃金の地域間格差が労働力の流出を招き、地方の高齢化と地域経済を疲弊させる要因ともなっています。地域経済を再生させる上でも、最低賃金の大幅な引き上げと地域間格差の是正が必要であり、あわせて、中小企業への助成、融資、仕事起こしや単価改善につながる施策を拡充すると同時に、最低賃金を改善することは景気刺激策として有効であります。  さらに、公正取引の確立の点からも企業間取引の力関係の中で単価削減、賃下げが押しつけられず、適正利潤を含んだ単価を実現させることが大切であります。よって、最低賃金の大幅引き上げを行い、全国一律最低賃金制度の確立等、地域間格差を縮小させるための施策を進め、中小企業への支援策の拡充と普及を図り、安定した経営を可能とする対策を行い、雇用の創出と安定に資する政策を実現することを強く求めるため、お手元に配付しております文書のとおり、国に対し意見書を提出しようとするものであります。以上で提案理由の説明を終わりますが、よろしく御賛同賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(渡邊元) 以上で、提案者の説明は終わりました。  ―――――――――――――――――――― ◎質 疑 ○議長(渡邊元) これより質疑に入ります。  上程された議会案に対し、御質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御質疑なしと認めます。  以上で質疑を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎動議(委員会付託省略) ○議長(渡邊元) 22番 長谷川幸司議員。 ○22番(長谷川幸司) この際、動議を提出します。  ただいま上程されました議会案第7号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会への付託を省略して審議されるよう、動議を提出します。 ○議長(渡邊元) ただいま、長谷川幸司議員から提出されました動議を議題とすることに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。  したがって、委員会付託省略の動議を議題とします。  お諮りします。ただいまの動議のとおり決定することに、御異議ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 御異議なしと認めます。したがって、議会案第7号については、委員会付託省略の動議が可決されました。  ―――――――――――――――――――― ◎討 論 ○議長(渡邊元) これより討論に入りますが、討論の通告がありませんので、討論を終わります。  ―――――――――――――――――――― ◎採 決 ○議長(渡邊元) これより採決に入ります。  日程追加 議会案第7号最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の提出についてを、採決します。  この採決は、会議規則第71条第1項の規定により、電子表決システムによる投票をもって行います。
     議場の閉鎖を命じます。 〔議 場 閉 鎖〕 ○議長(渡邊元) ただいまの出席議員数は、議長を除き、32名です。  念のため申し上げます。  議会案第7号について、可とする議員は賛成のボタンを、否とする議員は反対のボタンを押して投票してください。  それでは投票を開始します。 〔各 議 員 投 票〕 ○議長(渡邊元) ボタンの押し忘れはありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(渡邊元) 押し忘れはないものと認めます。  投票を終了します。  議場の閉鎖を解きます。 〔議 場 開 鎖〕 ○議長(渡邊元) 投票状況をディスプレーに表示します。 〔議場のディスプレーに投票状況を映す〕 ○議長(渡邊元) 投票の結果を、事務局長に報告させます。 ○事務局長(金澤孝弘) 投票の結果について、御報告いたします。   投 票 総 数 32票  これは、先ほどの出席議員数に符合しております。そのうち、   賛     成  白 17票   反     対  青 15票  以上のとおりであります。 ○議長(渡邊元) ただいまの報告のとおり、賛成が多数であります。  したがって、日程追加 議会案第7号については、原案のとおり可決されました  以上で、本日の日程は全部終了しました。   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 議会案第7号を可とする議員の氏名      1番   橋 昭 弘        2番  高 橋 公 夫      5番  阿 曽   隆        6番  佐 藤 秀 明      7番  伊 藤 美代子        8番  渋 江 朋 博     14番  佐 藤 亜希子       15番  川 口 充 律     16番  斉 藤 栄 治       17番  武 田   聡     18番  小 野   仁       24番  今 野 誠 一     25番  石 澤 秀 夫       26番  加 藤   孝     27番  斎 藤 淳 一       31番  尾 形 源 二     32番  遠 藤 吉 久 議会案第7号を否とする議員の氏名      3番  仁 藤   俊        4番  松 田 孝 男      9番  浅 野 弥 史       10番  田 中 英 子     11番  伊 藤 香 織       12番  中 野 信 吾     13番  武 田 新 世       19番  菊 地 健太郎     20番  遠 藤 和 典       21番  丸 子 善 弘     22番  長谷川 幸 司       23番  折 原 政 信     28番  須 貝 太 郎       29番  斎 藤 武 弘     30番  鈴 木 善太郎   〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜  ―――――――――――――――――――― ◎佐藤市長挨拶 ○議長(渡邊元) この際、市長から発言を求められておりますので、これを許します。  佐藤市長。 〔佐藤孝弘市長 登壇〕 ○市長(佐藤孝弘) 12月市議会定例会が閉会されるに当たり、一言御挨拶を申し上げます。  去る11月29日に招集の今次市議会定例会に提案いたしました各案件について、慎重なる御審議を賜り、それぞれ御決議、御同意をいただきましてまことにありがとうございました。  特に、このたびの定例会におきましては、多数の中核市移行関連議案について御審議を賜りましたことに、改めて感謝を申し上げます。今後におきましては、中核市へのスムーズな移行に向け、万全を期して準備を進めてまいります。  議員各位を初め、市民の皆様におかれましては、健やかに新年を迎えられますことを心からお祈り申し上げるとともに、今後とも市政発展のため、なお一層の御支援、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして挨拶といたします。  本日はまことにありがとうございました。  ―――――――――――――――――――― ◎閉 会 ○議長(渡邊元) 以上で、平成30年12月市議会定例会を閉会します。     午後7時21分 閉 会      議長   渡 邊    元      副議長  遠 藤  吉 久      署名議員 佐 藤  秀 明      署名議員 田 中  英 子...